今日の飯田橋は、春の嵐となっております。
雨はそれほどではないですが、すごい風!
だけどあったかい!
時折強風にあおられて、外から騒がしい音が聞こえてきます。
昨日から何だかくしゃみが異様に出る NAHO です (>_<)
皆さんは花粉症は大丈夫ですか?
季節は確実に移り変わってきていますね。
さてさて、今日は手首の痛みのお話なんですが、皆さんの中にはいらっしゃいませんか?
転んで手を付いた時に捻った、
ベンチプレスなどで負荷をかけ過ぎた、
といった明確な原因と思われるきっかけが無いのに、手首が痛いという方。
重いものを持つと痛い
手のひら側に曲げると痛い
手の甲側に曲げると痛い
親指側に曲げると痛い
小指側に曲げると痛い
手首を回すと痛い
私の友人でもいます。
小さな焼き菓子屋さんを営んでいる女性です。
ジャムやソースなどお菓子に使うほとんどのものを手作りしていて、食べるとホッとするような、でも本格的な、心のこもった美味しい焼き菓子を作っています。
ここで大々的に紹介したいのですが、小さな小さな焼き菓子屋さんなので、キャパオーバーになってしまうと困るので、気になる方は直接 NAHO までお問い合わせくださいね(#^^#)
どんなお菓子がオススメかというお話もしたいのですが(笑)、手首の痛みについて話していきましょう。
この女性、とにかく手・腕を使っています。
食材の皮をむいたり、刻んだりするのも手仕事。機械は使いません。
栗の渋皮煮を仕込んだり、ジャムを作るために大量の果物の皮を刻んだり。
小さいですがお店ですので、家庭で作る量ではありません。
生地を混ぜたりメレンゲを作ったりするときに使う泡立て器。
電動のものもありますが、手動でやることが多いそう。
これまた相当に腕を使いますね。
作業中履いている室内履きが、片方の足の親指の付け根の部分だけ穴が開くそうです。
相当な力がかかっている証拠ですし、片方だけとなると、そちらの脚にばっかり負荷がかかっているということですよね。
姿勢矯正セラピスト的には、これを聞いただけで、
なんか相当歪んでそうだなぁ…
と思ってしまいます。
お菓子屋さんって、なかなかハードなお仕事なんですね~(;゚Д゚)
ちょっとした筋トレ並みです!
この女性の手首の痛みですが、いわゆる”職業病”。使い過ぎによるものです。
同じ動きばかりやって、同じ筋肉ばかり酷使するとどうなるか?
よく使われる筋肉は強く・太く・硬く・短くなります。
スクワットをした時、ももの前の筋肉が硬くなってますよね?
あれはその筋肉を使っている証拠です。
筋肉が強く・太く・硬く・短くなると、骨格に影響を及ぼします。
筋肉は骨にくっついていますからね。
この女性のように、毎日同じ動作を繰り返すがために、いくつかの決まった筋肉ばかりが酷使されてしまうと、その筋肉たちが強くなり過ぎてしまって、骨を引っ張り、骨格を歪ませてしまいます。
その歪みが原因となって、手首に痛みが出てしまっているのです!
ですので、痛みの出ている所にだけ何かアプローチしても、残念ながらなかなか痛みは良くならないかもしれません。
歪みを作り出してしまっている大元にアプローチしなければ!!
だから身体全体を診ていく!!
これ、Balance Body Nature の考え方です。
痛みの出ている所は、結果であって原因ではないのです!
このお菓子屋さん、残念ながら東京からとっても遠い所に住んでいるんです(T_T)
年に1,2回しか会えません。
ですので、電話やメールでやり取りして、こんなストレッチやってみて!ここら辺をマッサージしてみて!とアドバイスしています。
早く痛みが無くなって、美味しいお菓子をじゃんじゃん作ってもらいたいものです♪
私、甘いものに目がないですから(笑)