朝、冷たい水で顔を洗うのをちょっとためらって、ぬるま湯ぐらいが良いなぁと感じるようになってきました。
街行く人たちの中にも、薄着で来てしまって、ポケットに手を入れ首をすぼめて歩いている姿が多く見られますね。
11月も半ばです。
寒い寒いと言いながら、北国の初雪の知らせにワクワクしている NAHO です(#^^#)
さて、ネットニュースでこんな記事を読みました。
『20歳の頃と比べて激しい体重の増減を経験することが、ある種の病気のリスクを高めることがわかってきた。』
そうなんです。
ちょっと詳しくお話すると、20歳以降に10㎏以上太ると糖尿病になりやすくなると言われていますが、実際にどのくらい発症リスクが上がるのかがわかってきたそうです。
体重の増減が2㎏未満にとどまっている人を基準とした場合、10㎏以上増えた人では、3.09倍もリスクが上がるそうです。
6~10㎏でも2.3倍。2~6㎏で1.26倍だそうです。
また、BMI値が「肥満」の分類に入らない人でも、体重の変動が大きければ発症リスクは高いことがわかったそうなんです。
さらに、体重の減少が、虚血性心疾患や脳卒中の死亡リスクを上げることもわかったそうです。
5㎏未満の体重減少を基準とした場合、10㎏以上の減少で虚血性心疾患の死亡リスクは、男性が1.42倍、女性は2倍。
脳卒中の死亡リスクは、男性が1.37倍、女性は1.40倍だそうです。
これを見る限り、適正体重の維持がどれだけ大事かわかりますね!
基本的には、「しっかり食べて、しっかり動く」
摂取カロリーが消費カロリーよりも上回らないようにする、というのが大事ですよね。
皆さん、運動していますか??
当院にいらっしゃる患者様にもよく伺いますが、定期的に体を動かしているという方は、少なめですね。
かく言う私も、運動してません(-_-;)
ジョギングでも始めようかなぁとは思っているんですが。
でも、そんな運動ゼロの人に、朗報です!!
『正しい姿勢は、痩せ体質への大きな一歩です!』
姿勢が正しくなると、痩せやすい身体になっていけるんです!
ではまず、猫背から見ていきましょう。
猫背は常に丸まった背中をしているので、背中の筋肉が伸ばされて弱くなってしまっています。
弱くなった筋肉は動きが悪いので、カロリーをあまり消費してくれません。
また、猫背は胸が縮こまってしまっているので、呼吸が浅くなってしまっています。
呼吸が浅いと自律神経が乱れやすくなり、活動時に働く交感神経と、休息時に働く副交感神経のスイッチの切り替えがうまくいかず、うまくカロリーを消費できなかったり、逆にきちんと栄養を取り込めなかったりということが起きてきます。
さらに、悪い姿勢のために内臓が適切な位置からずれ、うまく働かないこともあります。
次に、反り腰を見ていきましょう。
腰が反り過ぎてしまっていると、腹筋は常に伸ばされて弱くなってしまっています。
こうなるとお腹周りに贅肉が付きやすくなってしまいます。
また、反り腰の人は足が内股になりやすくなります。
内股になると、ももの付け根にある大きな動脈・静脈やリンパ管の流れを阻害してしまいます。
すると、新鮮な血液が流れず、老廃物は溜まるという状態になってしまい、代謝の悪さやむくみを生み出してしまいます。
猫背と反り腰の例を挙げましたが、これだけでも太る要素はたくさんありますよね。
逆に言えば、猫背と反り腰が直っただけでも、痩せ体質になれる!ということです(^^)v
また、正しい姿勢では内臓も正しく働くことができるので、きちんと栄養を吸収し、痩せすぎ防止にもつながります!
では、正しい姿勢をおさらいしましょう。
立った状態を横から見てください。
・耳たぶ
・肩の先端
・太もも付け根の横にある骨の出っ張り
・膝のお皿の後ろ
・外くるぶしの少し前
この5点が一直線上にあるのが正しい姿勢です。
(写真の赤丸のところです)
ぜひ横から写真を撮ってもらい、ご自分で確認してみてくださいね。
正しい姿勢で健康な毎日を送りましょう!!