こんにちは。
都内No.1の笑顔と施術で、あなたをもっとHAPPYな身体にさせる飯田橋のBalance Body Nature 姿勢矯正セラピストの KENTA です!!
Balance Body Natureに寄せられたたくさんのクチコミがこちら
もはや生活の一部となり、なくてはならない存在になったスマホ。
どんなときでも手にはスマホという時代になっていますね。
今日はポケモンGOで新種が出たのでしょうか。
牛込橋のたもとで大勢の大人がポケモンを捕まえるのに躍起になっていました。
(すみません、ポケモンやったことがないのでわからないんです…)
電車の中やお店のテーブル、中には歩きながらでもスマホのゲームをプレイしている人を見かけます。
*歩きスマホはとても危険です。やらないことを強くお勧めします。*
スマホによる多大なる恩恵を享受しているわけですが、それと同時にとてつもない犠牲を払っていることはご存知でしょうか。
そう、それは健康です。
スマホの登場以降、ストレートネックと診断される人は急増。
また、こちらのブログで書いた痛み止めのデータから、頭痛持ちの方も年々増加傾向にあるようです。
なぜスマホだけで、頭痛をはじめとしたさまざまな不調が出るようになったのでしょうか。
そこには、【姿勢】というキーワードで解明できそうです。
姿勢
正しい姿勢を大人になっても維持できている方、どれくらいいらっしゃるでしょうか?
おそらくですが、日本人口の1%にも満たないと思います。
ちなみにこちらのブログで記事にしましたが、メディアなどの影響で【反り腰】などの悪い姿勢を、”正しい姿勢”だと誤解してしまっている方も本当に多いです。
『自分は褒められるぐらい姿勢が良いはずだけど、腰が痛い…』と感じている方は、このパターンにハマっている可能性があります。
なぜ姿勢が悪いと頭痛などの原因になるのか説明しましょう。
良い姿勢
正しい姿勢の場合、必ず頭が重心の真上にきます。
つまり、耳・肩・太ももの付け根・くるぶしが一直線に縦に並んだ状態です。
この姿勢であれば、頭の重さを身体で、骨で、足の裏で支えることができます。
アフリカのある少数部族の女性が、重い壺?のようなものを頭の上に乗せて歩くことができているのも、この原理を応用しているのです。
荷物の重さを身体で支えることで可能になる方法ですね。
猫背
では、次に猫背の場合です。
頭の位置が重心からずれました。
何が起こるのか?
もう身体で支えることができなくなったので、本来は使う必要のなかった首の筋肉を動員して頭から倒れないようにします。
よく赤ちゃんに対して聞きますよね。
「赤ちゃんは頭が重いからバランスを取れずに転びやすい」
これは自分の頭が傾いたときに支えられるだけの筋力が、赤ちゃんにはまだ備わっていないから。
その点、大人は首の筋肉を使って頭を支えるので、こんな猫背になったとしてもバランスを崩すことなく立っていることができるのです。
頭の重さはだいたい7-8kg。
ボーリングの球くらいの重さはあります。
1-2ゲームやっただけでボールを投げていた側の腕が筋肉痛になってしまうほど重いものを、1日中、しかもそれを長期間続けている場合、首の筋肉にかかる負担がどれほどのものか、想像できますか?
スマホ首
よく耳にするようになりました【スマホ首】
写真のような、首の筋肉に負担がかかっている状態のことです。
筋肉に負担がかかるということは、その筋肉が固まるということ。
ちなみに首の筋肉というのは、後頭部まで続いています。
耳の高さとちょうど同じくらいですね。
そこまでガチガチに固まってしまうんです。
痛みが出てきてしまっても何ら不思議ではありません。
そして、この首の筋肉が固まっている状態では、首の骨は真っ直ぐになっていますよね。
長時間この姿勢でいれば、脳は【これが通常】と記憶してしまいます。
ストレートネックの完成です。
さらに、固まった筋肉の中を血液はうまく流れることができません。
急に車線の減った道路のようなものです。
すると、脳に向かうはずだった血液が制限されてしまいます。
血液には栄養分や酸素がたっぷり含まれているので、それが100%届かないということは…
脳の働きが鈍ってボーっとしてしまったり、効率が落ちたり、さまざまな悪影響を及ぼしてしまうのです。
巻き肩
続いて気になるのは【巻き肩】です。
スマホを使う時というのは、腕や肩を内側に巻き込むような姿勢になります。
その結果、背中まで丸まってしまい猫背になるのですが…
この巻き肩も、スマホが台頭してから顕著にみられるようになりました。
巻き肩が影響するものとしては、『呼吸が浅くなる』ことが第一に考えられます。
肩を前に巻き込んでしまうので、胸を圧迫してしまうんですね。
ぜひ試してみてください。
このような極端に悪い姿勢での深呼吸と、背筋をピンとした良い姿勢での深呼吸。
さぁ、どちらがより多く吸えているでしょうか?
人間が生きていくうえで絶対に欠かせない酸素。
身体の中に少しでも多く取り込みたいですよね!
それが、スマホを使って巻き肩になっているだけで制限されてしまうのです。
「最近眠りが浅いかも」という方や、「なんとなく常に息苦しい」という方は、巻き肩を疑ってみるのも良いかもしれませんよ。
まずは意識するところから
思い当たることがあった方、少なくないと思います。
解決方法は簡単。
【スマホをやめること】
これらの症状が出てきたのは、ほとんどがスマホの登場以降。
であれば、スマホを使わなければ元通りの身体の状態に戻る。
そういうことです。
ん?
え?
無理?
そう無理ですよね。
もはや我々の生活はスマホから脱却することは不可能です。
なのであれば、スマホから受けたダメージを軽減させる何かをやるようにしましょう。
一番簡単なのは【姿勢を意識すること】です。
今自分がどんな姿勢なのか、正しい姿勢なのかを意識することで、必ず人間の身体は元の良い姿勢に戻ってきます。
重いものを持つようなトレーニングもいりません。
ただ姿勢を意識するだけ。
そこからはじめて、【スマホ首】や【巻き肩】を改善していくようにしましょう。
どうしても難しいのであれば、プロの手助けを受けることも効果的です。
悪い姿勢の原因になっている身体の部位にアプローチすることによって、正しい姿勢を取りやすくなります。
頭痛などで日々お困りの方は、まずここからはじめるのがベスト。
目の前は2018年。
新しいことをはじめるにはとてもキリが良いです。
ぜひ、姿勢を意識した1年を送ってみてください!
身体の調子がどんどん変わっていくはずです!!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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