ここ数日、東京は30℃超えの日が続いていますね。
その上この湿度。
余計に暑く感じますね~(*_*)
体調崩したりしていませんか?
まだ身体が暑さに慣れていないので、しっかりと食事をして、たっぷり睡眠を取って、
体調管理に気を付けましょう!
さてさて、今日のお話は…
『第二の心臓』
です。
察しのいい方は、もうおわかりでしょう。
そう、
『ふくらはぎ』
のお話です。
みなさんのふくらはぎは、どんな感じですか~?
腕のように細い?
モリっと筋肉が付いた、いわゆるシシャモ足?
ぶにぶに・ぶよぶよした感じ?
血管がたくさん浮き出てる?
みなさんそれぞれですよね。
ではちょっとここで、血管のお話をしていきましょう。
まず質問!
ヒトの全身の血管をつなぎ合わせたら、どのくらいの長さになるでしょうか?
クイズ王なら知ってそうですが…
想像も付きませんねぇ。
なんと、約9万㎞あるそうです!!
ていうか9万㎞って?かんじですね。
およそ地球2周分だそうです!( ゚Д゚)
長いですね~。
それがこの身体の中に納まっていると思うと、ヒトって神秘的だと思いませんか?(#^^#)
その血管の中を血液が流れているわけですが、血液は酸素や二酸化炭素・栄養素・老廃物などを運んでくれています。
その血液が身体の隅々までいきわたることで、たくさんの身体の器官が機能して、私たちは生きています。
では、血液はどうやって血管の中を移動しているんでしょうか?
心臓ですね!
心臓がドクンドクンとなるたびに、血液が送り出されているんです。
心臓のポンプ作用ですね。
心臓から送り出された血液は、動脈を通って全身にいきわたり、毛細血管で酸素と二酸化炭素を交換し、静脈を通ってまた心臓に戻ってきます。
立っている状態の場合、心臓は高い位置にあるので、血液を足の方まで届けるのはわりと簡単です。
重力がありますからね。
でも、足の方から心臓に血液を戻すのは、けっこう大変なんです(´・ω・`)
今度は重力に逆らって、上にあげないといけませんから。
そこで頑張っているのが、ふくらはぎなんです!
ふくらはぎの筋肉が働くことで、血液を上に押し上げているんです。
ふくらはぎの筋ポンプ作用です。
どういうことでしょうか?
筋肉は使うと、伸び縮みするんでしたね。
どこかの回でお話したかと思います。
その伸び縮みのおかげで、近くにある血管に圧力がかかるんです。
そのことによって、血管の中にある血液が移動できるんです。
ゴムチューブを想像してみてください。
その中に少しだけ水が入っています。
では、指でゴムチューブをつまんだり離したりを繰り返してみましょう。
中の水はどうなりますか?
移動しますよね!
この指の動きと同じものが、ふくらはぎの筋肉が働いた状態です。
だから『ふくらはぎは第二の心臓』って言われるんですね!
心臓を同じような働きをしているんです。
ですので、立ちっぱなしや座りっぱなしでふくらはぎの筋肉があまり使われないと、
うまく血液を上にあげられないんです。
するとどんなことが起こるか…
血液が心臓へ戻れずコブのように溜まってしまう、下肢静脈瘤(かしじょうみゃくりゅう)
水分や老廃物が溜まって、脚のむくみ
血流が悪いので、脚の冷え・だるさ
思い当たる症状ありませんか?
男性より、全体的な筋肉量が少ない女性の方が起こりやすいです。
さらに普段あまり運動しない、なおかつデスクワークの方は、余計に起こりやすいですよ(;O;)
駅の階段を歩いて登ったり、ちょっとだけ遠回りして家に帰ったり、
そんなちょっとしたことから始めてみましょう!
そして、お仕事中や夕方ごろ、なんか脚がだるくなってきたなぁと感じたら、
ぜひやっていただきたいのがこれ!
ふくらはぎのストレッチ
いわゆるアキレス腱伸ばしですね。
これでふくらはぎの筋肉がストレッチされます。
そして、
かかと上げ
これでふくらはぎの筋肉が使われます。
どこでも簡単にできます(^^)v
ふくらはぎの筋肉を使ったり伸ばしたりしてあげることで、
脚のむくみや冷えの改善、静脈瘤の予防につながります。
ぜひお試しください!
今日は『ふくらはぎは第二の心臓』というお話でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました(^_-)-☆