8月もあっという間に20日になろうとしています。
夏休み中のお昼ごはん作りって、意外に大変なんですよね。
自分ひとりであればちょっとした残り物で済みますが、食べ盛りのお子さんがいるとなれば話は変わってきます。
しかも、毎日そうめん…というわけにもいかないですよね。
学生のお子さんをお持ちの親御さんは、もう少しの辛抱です。
夏休みの終わりかけと言えば、”宿題”。
これも親御さんの前に大きく立ちはだかるもののひとつです。
なかなか宿題に手を付けないお子さんを急かして、なんとか8月31日までに終わらせる。
毎年、多くのご家庭で見られる風景ではないでしょうか。
夏休みの宿題で大変なのは、やっぱり『自由研究』ですよね。
小学生のとき、毎年何を研究していいのか全く考えが浮かばなかった覚えがあります。
その自由研究のテーマとして、割と使われることの多いであろう
【重力】
今日は、この【重力】についてのお話をさせてください。
アイザック・ニュートンが、りんごが木から落ちる様子を見て、存在を発見したという重力。
今もこの瞬間も、等しく皆さんの身体にはたらきかけています。
ご存知の通り、重力というのは”真上”から一直線に地球の中心、つまり”真下”に向けて垂直にはたらいている力のことです。
人間の身体というのは本当に良くできているので、この重力の中でも2足歩行をするために、猿から人間煮る過程で骨格を進化させてきました。
つまり、もともと人間の骨格、姿勢というものは、【重力】に対抗できるようにつくられているのです。
ということは、
このような正しい姿勢であれば、身体にかかる負担を上手に分散することができるので、痛みをはじめ、肩こりや腰痛といった症状は出てこないはず。
では、こんな姿勢だったらどうでしょうか?
続いて、こちらは?
わかりやすく、頭の上に5kgの重りが乗っているとしましょう。
すると…
1枚目 正しい姿勢の場合は身体の軸が揃っているので、5kgの重さをしっかりと足と地面で支えることができます。
全身の筋肉をバランス良く使うことで、それぞれの筋肉にかかる負担というのはかなり軽くなります。
では、2枚目 3枚目を見ていきましょう。
立位と座位の違いはありますが、この状態で頭の上に重りがあるとすれば、首がかなり頑張らなくてはいけないのは一目瞭然ですよね。
そして、その頑張っている首を支えるために、腰にも負担がかかり…。
と見ていくと、頭の上に乗っている重りは5kgなのに、身体のいろんな部位で5kg近く、場合によってはそれ以上の負担がかかってしまうことがわかります。
これ、重りが無くても同じことが言えるんです。
人間の身体における首から上、つまり頭の重さというのは、体重の約10%(個人差あり)。
50kgの人であれば、だいたい5kgくらいということになります。
その頭の重さを支えるのに、全身で支えるのか、首の筋肉だけで支えるのか。
どっちがラクかは、言わなくてもおわかりいただけますよね?
これ、重力が弱い、もしくは無い場所では全く当てはまりません。
宇宙飛行士の方は地球に戻ってきたとき、筋肉が衰えてしまっているというのは有名な話。
なぜなら、宇宙には重力が無いので、筋肉にかかる負担が限りなく少ないからです。
ここまで【重力】と【姿勢】の関係を見てきました。
皆さんは、どちらの姿勢の方が良いと思われましたか?
全身をバランス良く使える姿勢?
立ち姿が美しい姿勢?
身体のさまざまな部分に負担がかかる姿勢?
なんとなく見栄えが悪い姿勢?
思考力・記憶力がUPする姿勢?
どちらの姿勢を選ぶかは、あなた次第です。
飯田橋のShoji式姿勢・骨盤矯正 整体サロン
Balance Body Natureには、正しい姿勢を手に入れる確かな知識と技術があります。
今悩んでいるその症状をラクにするためにも、正しい姿勢を手に入れてみませんか?