1月も後半に入りました。
もうお正月気分も抜けて、お子さんたちの学校も始まって、いつもの日常に戻ってきていることと思います。
皆さん、”お正月太り”大丈夫ですか？
そろそろ、あれ？ヤバイ？体重増えてない？と気になってくる頃ですよね。
「今年は走ろう！」と目標を立てましたが、まだ実行できていない NAHO です。
まずはシューズを買わないとね！という言い訳をしています。(;^ω^)
私のように、「今年は運動をしよう！」と目標を立てた方はいらっしゃいませんか？
ランニング・ウォーキング
ジム通い
昔やっていたスポーツの復活
新たに挑戦してみようかなという競技…などなど、いろいろあるでしょう。
運動の前に、そして運動の後にとても大切なのが、ストレッチですね！
怪我の予防や、疲れた筋肉を早く回復させるのに、とても大きな効果があります。
しかしストレッチは、運動の前後だけに効果を発揮するだけではありません。
肩こりや腰痛など、身体の不調を改善するのにも、大変効果的なんです！
最近は、ストレッチ専門店というのもありますね。
ヨガも相変わらず人気が高いようです。
でも、
全身の筋肉をストレッチして緩めればいいというわけではない
って、知ってましたか？？
えー？全部緩める方がいいんじゃないの？
って思いますよね。
それは、正しく理想的な姿勢をしている人に限られます。
ほとんどの方が、多少なりとも歪んだ身体をしています。
それは、毎日の生活習慣やお仕事習慣が原因となっています。
脚を組んだり、片足荷重だったり、片方の手だけでバッグを持ったり、座り仕事、立ち仕事…などのためです。
このような歪んだ身体というのは、筋肉が不均等になっているんです。
『テントポール理論』
この理論、ご存知ですか？
キャンプで使うテントというのは、ポール（支柱）と幕でできていますね。
幕がどれも均等の張り具合で引っ張っていれば、ポールは真っ直ぐに立って、テントはきちんと出来上がります。
もし、どこかの幕だけが強く引っ張っていたとしたら、ポールはそちらに倒れてしまってテントはうまく出来上がりません。
これと同じことがヒトの身体でも起こっています。
ポールを骨、幕を筋肉、と考えてください。
筋肉は骨にくっついていて、筋肉が伸びたり縮んだりすることによって引っ張り具合が変化し、骨の位置を決めています。
例えば、1つの骨の左右に筋肉が付いているとします。
右の筋肉が左より強く引っ張ってしまえば、骨は右に傾きますね。
こうやって骨の位置が決まり、姿勢が出来上がります。
もっと具体的に、筋肉の長さを考えてみましょう。
この左右の筋肉、元々は両方とも10㎝だとします。
右の筋肉が6㎝に縮こまったため、骨は右に傾きました。
左の筋肉は、骨が傾いてしまったために、14㎝に伸ばされてしまいました。
これを元の状態に戻すためには、6㎝に縮こまった右の筋肉を緩めてあげる必要があります。
ストレッチして伸ばしてあげましょう！
では左の筋肉は？
こちらはすでに14㎝にも伸びてしまっているので、ストレッチする必要はありませんよね？
先ほど言った、
全身の筋肉をストレッチして緩めればいいというわけではない
というのは、こういうことだったんです！
肩こりの人の場合
では、肩こりのある人は、どんな姿勢になっているでしょうか？
「頭が前に出て、肩が内巻きになり、背中が真ん丸」
こんな姿勢の方が、肩こりになりやすいです。
ではこの姿勢、先ほどのテントポール理論からすると、強く引っ張ってしまっている筋肉は、どこにあると思いますか？
頭や肩が前に内に傾いてしまっています。
だから……
そう！答えは
身体の前側の筋肉！！
この、胸の筋肉など身体の前側にある筋肉が硬く縮こまることによって、頭や肩を前に内に引っ張ってしまっているんです。
では反対に、身体の後ろ側の筋肉は？
身体が前に傾いているので、後ろ側は伸ばされていますよね。
つまり、肩こりのある人がストレッチすべき筋肉は
身体の前側の筋肉！
後ろ側はストレッチしてはいけない！！
ということなんです。
肩こりのある皆さん、こーんなストレッチしていませんか？
これ実は、どちらも、肩こりのある人がすでに伸ばされてしまっている、ストレッチする必要のない筋肉を伸ばしているストレッチです。
つまり、これらのストレッチをするのは逆効果！
肩こりがますます酷くなってしまいますよ(>_<)
身体の歪みは、自分ではなかなかわかりづらいものですね。
ぜひ、姿勢全体を診てくれる整体や整骨院へ行ってみてください。
Balance Body Nature では、お一人お一人に必要なストレッチやエクササイズをご提案させていただきます！
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『10年以上もこの症状に悩まされている…』
といった身体の不調に関する質問だけでもかまいません。
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