都内はだいぶ桜が満開になってきていますね!
Balance Body Nature 近くの桜はこんな感じ!
外のベンチでお昼を食べるサラリーマンがたくさんいましたよ。
桜の下で美味しいものを食べたい”花より団子”な NAHO です (#^^#)
春ですね~♪
暖かくなったので、外に出かけたくなりますね。
さて、春は農作業の季節です。
「春は」と言うと語弊がありますね。冬だって夏だって、農作業はありますもんね。
でも、春野菜を収穫したり、夏野菜の種や苗を植えるために畑を耕したり、田植えの準備が始まったり、農作業も今年のスタートです。
農閑期の間、あまり身体を動かしていなかった方、久しぶりの作業で身体がビックリしてしまっていませんか?
腰がイタタッ!(>_<) となっていませんか?
農作業って、筋トレと同じですよね。
本職で農業をされている方は、かなり機械化も進んでいるのでしょうが、それでも重いものを持ったり運んだり、立ったり座ったり、常に動いているはずです。
作っている作物によっても、どんな体勢で作業するかによっても異なりますが、ここの筋肉はよーく使っているはずです。
太ももの前の筋肉。
大腿四頭筋(だいたいしとうきん)
しゃがんだ状態で苗を植える
↓↓
次の苗を取りに行くために立ち上がる
しゃがんだ状態で草をむしる
↓↓
立ち上がって集めた草を運ぶ
立ったり座ったり
スクワットと同じ動きですね。
この動作、大腿四頭筋がたくさん働いています。
一日農作業をして、何回立ったり座ったりを繰り返しているでしょうか?
きっと相当な回数です。
ということは、一日中スクワットしているのと同じことですよね。
先ほど「農作業は筋トレと同じ」と言ったのは、こういうことです。
農作業して筋肉痛にもなるはずですよね~。
でも、筋肉痛ぐらいだったらまだいいのですが、腰痛を引き起こしてしまうことがあるんです!
先日、実家の母が腰が痛いと言うので、何かした?と聞くと、切った枝をいくつも紐でまとめて運んだり、草むしりをした、とのこと。
半日で終わりにしたそうですが、何回も立ったり座ったりを繰り返したようです。
ではなぜ、この動作を繰り返すと、腰痛になってしまうのでしょうか?
筋肉は、たくさん使われると、「硬く・強く・太く・短く」なるという特性があります。
大腿四頭筋は骨盤にくっついています。
何度も立ったり座ったりしてたくさん使われた大腿四頭筋は、ギュっと縮こまり、骨盤を前に引っ張ります。
すると、骨盤が前に倒れ過ぎてしまい、腰に負担をかけ、腰痛を引き起こしてしまうのです。
ですので、このような動作の繰り返しで腰痛が起きたのであれば、硬くなった大腿四頭筋を柔らかくしてあげる必要があります。
では、セルフケア方法をご紹介しましょう!
【太ももストレッチ】
①脚を前に伸ばして座ります。
②右ひざを曲げます。足先はお尻の横に真っすぐくっつけます。
③後ろに手を付いて、上半身を徐々に後ろに倒していきます。
この状態で右ももが伸びている感じがある方は⑥へ。
④床に肘が付くぐらいまで上半身を倒します。
⑤右のお尻が床から浮いてしまっているので、おへそをのぞき込むようにしてお尻をできるだけ床に近付けます。
⑥この状態で30秒キープ。
⑦①に戻り左脚も同様にやります。
これで大腿四頭筋がストレッチされ、ゆるんでいきます。
そうすることにより、前に倒れ過ぎていた骨盤が元に戻っていき、腰痛が出にくくなります。
是非とも、農作業をした日に行ってください!
そうすれば、翌日の腰痛を回避できますよ (^^)v
次の日も楽ちん♪
また農作業を頑張れます♪
痛みが出てしまってからではなく、事前の対策を!!
もちろん、脚を鍛えるためにスクワットをした時も同じですよ。
使ったら使った分だけケアしてあげましょうね!