皆さんは”人間観察”お好きですか?
電車に乗っている時、
駅前で待ち合わせをしている時、
カフェでのんびりしている時、
街ゆく人たちを見ているのって、なかなか面白いですよね!
こんな仕事をしてるんじゃないか?
きっとこんな性格じゃないかな?
あの二人の関係は?
なーんて勝手に想像したりして。
某テレビ局で、72時間同じ場所でそこに来る人たちを観察して、インタビューする番組をやっています。
面白いですよー(^^♪
さてさて、最近私が人間ウォッチング中に気になってしまうのが、人々の姿勢です。
職業病ですね。
見ていると、歩きにくそうにしている方がけっこういらっしゃいます。
どこか痛いのかなぁと思ってしまいますね。
どこが痛くても辛いものです。
そこで今日は、ひざ痛のお話をしていきます。
ひざの痛みと一口に言っても、その原因は様々です。
子供からお年寄りまで、ひざに痛みをかかえている方はいらっしゃいます。
そこで、今日のブログタイトル「歳のせい?」にちなんで、
歳のせいにしがちな世代の方がなりやすいひざ痛にスポットを当てましょう。
「変形性ひざ関節症」
って聞いたことありますか?
最近はひざ痛のサプリメントのCMなどもやっているので、聞いたことある方も多いかもしれませんね。
ではどういう病気か知ってますか?
変形性ひざ関節症は、ひざの関節の軟骨が傷つくことで、関節に炎症が起こり痛みを生じる病気です。
ひざ関節は、
太ももの骨である大腿骨(だいたいこつ)
すねの骨である脛骨(けいこつ)
ひざのお皿である膝蓋骨(しつがいこつ)
の3つの骨で構成されています。
これらの骨をいくつかの靭帯(じんたい)がつなぎ合わせています。
そして骨と骨が直接ぶつからないように、間に関節軟骨というものがあります。
これがクッションの役割をしてくれています。
ひざの骨を横から撮った写真です。
上にあるのが大腿骨、右手に丸く出ているのが膝蓋骨、下の右側が脛骨です。
下の左側の骨は、ひざ関節の構成には含まれませんが、腓骨(ひこつ)と言います。
大腿骨と脛骨の間に隙間がありますよね。
(模型なのでネジが見えますが(笑))
この隙間に関節軟骨があります。
このクッションが擦り減ってしまい痛みを生じるのが、変形性ひざ関節症なんですね。
ではなぜこの関節軟骨が擦り減ってしまうんでしょうか?
残念ながら、加齢は原因の一つです(T_T)
関節軟骨は、筋肉のように鍛えれば太くなるというものではないんです。
一日に何回ひざの曲げ伸ばしをしますか?
それを何年続けていますか?
そう考えたら、歳を重ねるほど擦り減ってしまうのもわかりますね。
また、肥満も原因に挙げられます。
歩くことで、自分の体重の約3倍の重みがひざにはかかると言われています。
体重50㎏の人でも、150㎏です。
もっと体重が重かったら…
ひざ痛くなりそうですよね(>_<)
そして、不良姿勢も原因になります。
とくにO脚やX脚です。
O脚は内側に、X脚は外側に、常に負担がかかった状態です。
それが若い方でもひざの痛みを引き起こしてしまうことがあります。
姿勢矯正セラピストとして、お手伝いできるとしたら、やはりこの3つ目!
O脚・X脚を改善すること!!
O脚やX脚は、先ほどお話した大腿骨と脛骨の合わさっている面が傾いてしまった状態なんです。
その傾きを作ってしまっているのが、筋肉です!
そこにくっついている筋肉が硬くなって骨を引っ張ってしまっているんですね。
見た目の美しさだけではありません。
これを改善していけば、将来のひざ痛は防げるかもしれません。
まだひざに症状が出ていない方でも、一度姿勢矯正を受けてみませんか?
その価値はあると思います(^^)
変形性ひざ関節症の初期症状としては、
・朝起きた時にひざに違和感がある
・動き始めにひざのお皿の周りやひざ裏に痛みがある
・立ち上がりにくい
・歩きにくい
・長時間歩くと膝が痛くなってくる
などが挙げられます。
思い当たる症状がある方は、早めに治療しましょう。
ひざ痛は「歳のせい」だけでなく「姿勢のせい」でもあります。
良くない姿勢は、身体のいろいろなところに不調を出します。
「歳だから」とあきらめずに、予防と改善、今から始めてみませんか?
今日は、つらいひざの痛みについてのお話でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました(^o^)/
ではまた~。
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