梅雨空が続いておりますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
靴は濡れるし、髪は広がるし、洗濯物は乾かないし…(>_<)
そんな今日この頃ですが、この時期だからこそ美しいアジサイの花を眺めて、
うっとうしい気分を入れ替えましょう!
さてさて、今日は姿勢のお話です。
猫背を直しなさい!背中が丸い!
って言われたことのある方、多いのではないでしょうか?
私自身もその一人です(;´・ω・)
子供のころからずっと親に言われてました。
でも当時は、猫背って何かわからなかったし、いい姿勢がどんなものかも知りませんでした。
まぁ、そんなことより、遊んだりテレビ見たりすることの方が大事でしたからね(笑)
大人になってからはやはり気になりましたね。
昔から言われていたので、自分が姿勢悪いというのはわかっていましたが、それを他人に指摘されるとショックだったりして。
あと、猫背の人を見てカッコ悪いなと思い、治したいと思うようになりましたね。
でも、いったい良い姿勢ってどういうものなの??
皆さんは「いい姿勢」と言われて、どんなものを想像しますか?
背筋ピーン!みたいな感じでしょうか?
ということで、本題に入っていきましょうね。
ではまず、ヒトの身体を後ろ側から見てみましょう。
①頭蓋骨と首の付け根の間に少しくぼみがありますよね。そのすぐ上の骨の出っ張り
②背骨の出っ張り
③お尻の割れ目
④右膝の内側と左膝の内側のちょうど真ん中
⑤右の内くるぶしと左の内くるぶしのちょうど真ん中
(黄色い丸印)
この5つが一直線上に並んでいるのが、理想的な良い姿勢です。
今度は、ヒトの身体を横から見てみましょう。
①耳たぶ
②肩の付け根
③太ももの付け根の横にある骨の出っ張り
④膝のお皿の後ろ
⑤外くるぶしの少し前
(赤い丸印)
この5箇所が一直線上に並んでいるのが、理想的な良い姿勢です。
後ろから見るのはちょっと難しいかもしれませんが、横からの方は、わかると思います。
誰かに横から写真を撮ってもらい、ご自分の姿勢をチェックしてみてください。
写真を撮るからといって、いい姿勢を意識しちゃダメですよ(笑)
数回足踏みをして、余計な力が抜けた状態で撮ってくださいね。
なかなか一直線上に並んでいる人はいないものです。
もしかしたら、自分の姿勢の悪さに愕然とするかもしれません(;゚Д゚)
さらに、背骨(脊柱(せきちゅう))は曲がっているのが正しいんです。
この書き方だと誤解を生んでしまいそうですね。
生理的弯曲と言って、少し弯曲しているものなんです。
脊柱は、頚椎(けいつい)・胸椎(きょうつい)・腰椎(ようつい)から成っていて、
その下に仙骨(せんこつ)・尾骨(びこつ)があります。
頚椎は前弯(前に弯曲)、胸椎は後弯(後ろに弯曲)、腰椎は前弯(前に弯曲)、
といった具合に、緩やかなS字カーブを描いているのが正常です。
弯曲しているからといって、前弯しすぎても後弯しすぎてもダメです。
ちゃんと弯曲角度の正常範囲値も決まっています。
それにより、重い頭を支え、まっすぐに立つことができるようになっているのです。
でも、多くの人々が正常範囲を超えて、前弯しすぎていたり後弯しすぎていたりします。
そうすると、先ほどのように横から身体を見てみたとき、5つのポイントが一直線上に並んでいないということにつながります。
そういう方々を、「姿勢が悪い」って言うんですね。
そうなると何が起きるかというと…
身体のいろいろな所に弊害が出てきてしまいます。
肩こり、腰痛はその代表的なものです。
悪い配列のまま、重い頭を支えてバランスを取ろうとするんですから、
どこかにしわ寄せが来るのは、なんとなく想像できますよね。
今日はまず正しい姿勢を知っていただきたく、お話させていただきました(^_-)-☆
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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