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2017.12.01

腱鞘炎で手術⁉ ちょっと待ってください!原因はもしかしたら姿勢にあるかもしれません!

こんにちは!

 

都内No.1の笑顔と施術で、あなたをもっとHAPPYな身体にさせる飯田橋のBalance Body Nature 姿勢矯正セラピストの KENTA です!!

 

Balance Body Natureにいただいたクチコミはこちらから♪

 

腱鞘炎

腱鞘炎って何?

意外と耳にすることの多い言葉ですよね。

医学的には

【狭窄性腱鞘炎】-腱の周囲を覆う腱鞘の炎症-

とのこと。

『そのまんまかよっ!』や『なんのこっちゃ!!』というツッコミが聞こえてくるようです。

医学用語とかお医者さんの説明って難しいですよね…。

 

ざっくりわかりやすくしましょう。

腱鞘炎とは

【筋肉が骨にくっつく部分が腫れてしまったせいで、動かしにくくなったり痛みが出たりする症状】のこと。

やはり、よく使われる肘から下の前腕や手に出ることが多いですね。

 

腱鞘炎が出やすい人

PCを仕事で長時間扱う方や美容師、漫画家、ネイリストといった手作業をする方に起こりやすい症状です。

まだお子さんが小さいお母さんからも「腕が痛い」という声がよく上がります。

そうです、抱っこのせいです。

 

「そんな仕事もしてないし、自分は男だから大丈夫~♪」と思ったあなた、実は全然大丈夫ではなかったりします。

最近は小学生はおろか、保育・幼稚園にすら満たない年齢の小さい子までスマホを使いこなしていますよね。

このスマホを扱う動きこそ、とてつもなく前腕や手に負担を与えているのです。

いつでもどこでもスマホを見ているという方は注意した方が良さそうです。

 

簡単なチェック

では、簡単な腱鞘炎チェックをしてみましょう。

0. 何もしない状態でも肘から下や手にしびれや痛みがあるという方、すでに腱鞘炎と判断してほぼ間違いないでしょう。

1.力を抜いて手をブラブラさせましょう。

2.ブラブラを止めて腕を下ろしましょう。

3.このとき、指がどうなっているかを確認してください。

自然と指が曲がってしまっている方は腱鞘炎予備軍です。

今後の生活習慣に注意しましょう。

 

腱鞘炎の仕組み

使いすぎが主な原因

腱鞘炎の原因として考えられるものの代表格がこちら。

ただ単に使いすぎてしまっているんです。

 

身体の中で動かさなければいけない部分には、滑りが良くなる潤滑油のようなものがもともと存在しています。

人間の身体は本当に良くできていますね~。

しかし、そんな人間の身体にも限界はあります。

休みなくずっと同じ動きばかり続けていると、その潤滑油が補充されることなく、どんどん減ってきてしまうのです。

滑りが悪くなれば、ぶつかったり、擦れてしまうのはおわかりいただけると思います。

その結果、腱鞘炎をはじめとした痺れや痛みを伴う症状へと繋がってしまうのです。

 

使わなければ良くなる?

腱鞘炎の診断を受けたとしても、あまりにも重症でない限りはお医者さんにこう言われます。

「しばらく使わないように休ませていれば良くなるよ!」

無責任ですよねぇ。。。

もちろん、理論上は正しいです。

動かさずに休ませていれば腫れも自然と引き、潤滑油的なものも復活。

腱鞘炎完治!!となるわけですが…

 

手を動かさずにシステムエンジニアさんがPC操作できますか?

指を使わずに美容師さんが髪を切れますか?

肘や手を使わずにお母さんがお子さんを抱っこできますか?

 

仕事や育児を放棄しなければ実現不可能。

つまり、使わずに休ませるというのは実質無理なんです。

 

腱鞘炎の治療

主な治療法

①痛み止めの飲み薬

②電気・温熱治療

③湿布

④ストレッチ

痛み止めのステロイド・ブロック注射

⑥マッサージ

サポーター

⑧手術

 

紹介したものが、腱鞘炎の治療法として一般的に行われているものです。

どれも一長一短がありそうですね。

ほとんどが病院や接骨院といったところで受けられる治療です。

 

腱鞘炎の手術

では、⑧で紹介した手術についてみていきましょう。

「腱鞘炎で手術⁉そんな大げさな‼」と仰る方がいらっしゃるかもしれませんが、実際に受けている方は意外に多いんです。

手術自体は30分ほどで終わり、しかも日帰り、保険適用という気軽さが良いのかもしれませんね。

 

でもちょっと待ってください。

手術のリスクはどうなんでしょうか?

 

ご存知の通り、人間の手というのは、人体の中で最も細かい作業ができる部位です。

それこそスマホや箸を扱ったり、文字を書いたりしています。

ということは、それだけ細かく神経や筋肉が張り巡らされているということ。

そんなところの中から、しかも余計なものには触れずに、目的の箇所を処置する。

ちょっと想像しただけでも、めちゃくちゃ難しそうではないですか?

 

個人的に、出来る限り自分の身体にメスは入れたくないと思うのもありますが、術後にまったく同じ手や指の動きができるかどうかわからないというリスクは、正直背負いたくないです。

 

手術というのは、やれることをやりきった上で、最終的に選択することをオススメします。

 

手術と言われたヘルニアがShoji式で改善してしまった例はこちら

 

腱鞘炎の本当の原因

すでに腱鞘炎の診断を受けていて、かつ手術以外のこれらの治療法を試している。

しかし、症状が変わらないという方がいらっしゃったとしたら、非常に残念ですが、その治療によって腱鞘炎が良くなる可能性は限りなくゼロに近いです。

上述した8つの治療法はどれも正解ですし、実際にどれかで良くなった方もたくさんいらっしゃいます。

ですが、それと同時に良くならなかった方もたくさんいらっしゃるのです。

それどころか”その治療をして悪化してしまった”方も良く聞きます。

 

では、どうすればいいのか。

腱鞘炎の本当の原因になっている部分を取り除いてしまえばいいのです。

 

姿勢

腱鞘炎の本当の原因、それはBalance Body Natureの得意分野である姿勢です。

 

同じPC作業を長時間している方でも、腱鞘炎になる人とならない人がいます。

同じ日に生まれたお子さんがいるのに、腱鞘炎になるママとならないママがいます。

 

身体が丈夫だから?

それもひとつの理由ですが、姿勢が重要なのです。

 

良い姿勢のメリットとして、効率よく身体を使うことができるというのがあります。

真っ直ぐに立った状態でお子さんを抱っこしている場面を考えてみましょう。

良い姿勢の場合、お子さんの重さを身体で受け止めることができます。

すると、身体全体、つまりより大きい筋肉で支えることが可能になるんです。

筋肉は大きければ大きいほど強いパワーを生むので、抱っこによってかかる負担も最小限で済みます。

これが、効率良い身体の使い方です。

一方、悪い姿勢のお母さん。

猫背でストレートネック、腰は曲がり、あごが前に突き出てしまっています。

この場合だと、お母さんはお子さんを腕の力だけで支えなければなりません。

産まれたての3-4kgならまだしも、10kgに近くなってくると負担も相当です。

その重さがダイレクトに手や腕にかかるのです。

しかも、それが長時間ずっと続くのです。

腱鞘炎などの症状が出てしまうのも、何ら不思議ではないですよね。

 

姿勢改善ストレッチ

では、効率の良い身体の使い方ができる姿勢を手に入れるための簡単な方法をご紹介します。

 

・まずは壁に向かって立ちましょう。

・指を上に向けたまま、壁に手を付きます。

(腕が床と並行になるようにしましょう!指もパッと開いて!)

・そのまま小指方向にグルっと手首を回して、指を下に向けます。

・この時点で手のひら全体が壁につかない方、「伸びてる~」という方はそのまま30秒キープ!

反対の手も同様に行ってください。

・まだ余裕という方は、そのまま壁についていない手の方向へ身体を開いていきましょう。

(足をちょこちょこ少しずつ動かしてくださいね)

・胸から腕にかけて、気持ちよ~く伸びていると感じるところで止めて、30秒キープ!

・今までの動きを逆に行い、壁を正面に、指を真上の状態にしてから手を離す。

・反対の手も行いましょう!

 

左右合計1分ほどで終わってしまうんです。

このストレッチならちょっとした作業の合間にでもできますよね!

ちなみに…

腱鞘炎だけでなく首こりや肩こりにも、このストレッチは非常に効果的です。

これは今日からやらない手はないですよ!!

 

まとめ

さぁ、腱鞘炎についてのまとめです!

 

★腱鞘炎は使い過ぎと姿勢の悪さが原因

★手術は日帰りでできるけれどリスクはありそう

★姿勢を良くして効率の良い身体の使い方をするのが効果的

★1日1分ほどのストレッチから始められる

 

まずは今日のストレッチからケアをしてみてはいかがでしょうか?

腰痛で抱っこができないパパ・ママに

「もう歳だから…」が口癖になっている方に

 

 

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